オーガニックって、なに?

このうち、農林水産省の「有機JAS認証」を取得した食品だけがオーガニック、または有機と表示することが認められています。

「有機JAS認証」を取得できるのは…

1. 化学的な肥料や農薬を使用していない

2. 遺伝子組換え技術を利用していない


3. 環境への負荷にできる限り配慮している

この3つを基本に定められている細かなルールをクリアした農作物のみです。

一方で、オーガニックや有機と表示がなくても、農薬や化学肥料不使用の農産物も存在します。条件をクリアしていても、「有機JAS認証」を取得していない場合です。

スーパーにならぶ色とりどりの 野菜。これらは、出荷までに化学農薬 を複数回、散布されています。 ある県のデータによると、ミニトマト は49回、ナス30回、イチゴ28回、 白菜20回、米12回、平均して、化学 農薬が使用されていました。

一方で、オーガニック栽培では、化学農薬や化学肥料は認められていません。
使用できるのは、天然由来の一部の農薬のみ。

一般的な野菜やお米で使われている化学農薬は、もちろん国の基準をクリアした製品です。
ただ、いったんは農薬として認可されていたものの、後に使用禁止となったものが、日本では数十種類、存在することも事実です。
わが子が口にするものにこだわることは、何にも変えられない安心感につながるはずです。

You are what you eat. という英語の格言。
その意味は、「あなたの身体は、あなたが食べたもので出来ている」。
今日のヘルシーな一口が、わが子の明日を育むはずです。

〈情報出所〉

オーガニックの定義について
・農林水産省ホームページ/「5分でわかる有機農産物」

農薬の使用回数について
・群馬県ホームページ /農政部・農政課

使用が禁止になった農薬について
・農林水産省ホームページ/農薬コーナー「農薬の使用・販売禁止」